ありがとう



新学期もいつも通りななと
一緒に登校した。

「奈美~?優のことなんか
 気にしたらあかんよ!
 部活も来てないし、なんも
 心配する事ないんやから!
 いつも通りの奈美でおってな?」

私はななの話を涙をこらえて
聞いていた。
話し終わった後にはもう
涙が流れていた。

「ありがとう…なな…」

新学期早々泣いちゃったよ。
まあこれも思い出の一つだ。
乗り越えていこう!

教室に入ると優と愛が二人で
座って話していた。
私は目も合わさなかった。
でも優と愛がこっちを
見ているのが分かった。
私は絶対見たくなかった。


休み時間も授業中も
ずっとこんな感じが続いた。
たまに悪口を言われたりするけど
そんなの全部無視!
私も聞こえるように言ったりした。


それぐらい私達の友情関係は
崩れていった…