ありがとう



「好き?」

私は首をたてに振る。

「言葉で!」

「ええ~…じゃ、じゃあ勇次が
 先に言ってよ?」

「奈美大好き!」

おいおいおい…
みんな見てんぞ~。
てか何で言えるの!
それが不思議…

「言ったよ?」

私は黙り込む。

「分かった、みんなおるからやろ?
 今度、二人の時はちゃんとな」

前田とななも笑ってみてる。
笑い事じゃないよー!
こっちは焦ったんだから…

「うん。今度ね☆」

もう本当に焦ったよ。
びっくりした~。
でもこれでもっと距離が
縮まった気がした。