授業もすっかり終わって私はいざ帰ろうと思ったけれど・・・寮がどこにあるのか分かんないッッ!!
A寮ってどこ?
「結、帰るぞ」
私が教室でうんうん唸ってると愁くんに声をかけられたッッて一緒に帰るの?何でッッさっきまでは私の事ウザイウザイって言ってたのに・・・。なによ
「早くしろ」
「う、うん」
って私と愁くんって同じ寮なの?
「同じだから連れてってやってるんだけど...お前に送り迎えなんて必要ないだろ」
むっかつく――///って何で?!私同じ寮なのって聞いてないのに・・・もしかして
エスパー?!
「エスパーじゃないし・・・。お前の顔見れば分かるっつーの」
またッッ?!愁君すごいね!!
「着いた」
「お、おっきいぃ~」
どどんっ!!っとそびえ立つ大きな建物
ここが今日から私が暮らす寮か・・・。ところでいったい私はどこの部屋なんだろう?
「俺の部屋の隣」
「ふーん...ってなぜぇ―――!」
こんな奴とお隣さんなんて死んだ方がましって言うのは嘘になるけど・・・。また違う所に転校したいぃーー
「まあ仲良くしようぜお隣さん♪」
「絶対入ってくんなよ」
私は威嚇をして自分の部屋へ入った
うーわっ!!ごっちゃごっちゃだわ・・・まずは荷物整理をしなきゃいけないし、今日のご飯の支度をしないと。。。でもその前にスーパー行って買ってこなきゃ!!
ピンポーン
何?!こんな忙しい時に出てやるもんか///こっちだって忙しいんだ転校早々!!
ピンポーン
ガチャ
なぬッッ///ドアが開いてって何で?!鍵ちゃんと閉めたよ私・・・。
「ご飯」
「はあ?」
こいつが何で来るのぉーーー!!!
