パッと和人と目を合わせると…目を見開いて――傷ついてる顔してた。


なのにあたしの口からは言葉が溢れる


「夏までとかおかしいって思ったんだよねえ。あたしやっぱ一途な恋とかしたいからさ、期間でとかありえない。最初から断るつもりだったんだけどごめんね」



どんどん和人は傷ついてく顔をする。


分かってるのにとめられない自分にいらいらしてまた爆発させてく。


「違うっ俺は―――!!!



「ごめんそろそろ昼休み終わるから!」」


大きい声で言った和人をまたさえぎってあたしは逃げるように教室を走ってでた。


後ろから和人が追いかけてこようとしたのが足音で分かったけど一目散にあたしは女子トイレに駆け込んだ。