1瞬で静まり返った教室 食べかけのパンを持って 冷ややかな視線を感じた 「りっ律!」 隣から華織が囁くように呟く。 教室にいるみんなはただ1人の人間に視線を注いでる。 低い地を揺るがすような心地良い 「律。借りっぞ」 んだけど……だけど!!! 今は恐怖しかないんですけどっっ!!