愛され彼女








「でさ、華織も行こうよ」


「まじで?向井和人の友達ってみんなカッコイイじゃん!」


良い男いるかな、と意気込む華織とある日のお昼。久しぶりにあたしから華織を誘ってランチにきた。


「あれ……。華織彼氏いたよね」


「あー………………別れた」


はっ!?別れた!?んなの聞いてない!


「なんで?あんなのろけてたじゃん」


「…あいつが元カノ忘れてなかったんだあ」


力無く笑う華織をみて自分に無性に腹がたった。なんで華織が辛いとき聞いてあげられなかったのか。


「もう、良いんだけどねっ!あたしも前に進まなきゃなあ」


華織ー……。