和人の舌があたしの口内を走り回る。 あたしの舌は逃げ場がないまま和人にとらえられて絡まった。 「……っふぁっ…」 苦しくなったあたしが和人の背中を叩くとすぐに和人は離してくれた。 なんかおしいような…… いやいやっあたし何考えてんのっ!? 全然惜しくないし!!! 「悪ぃっ苦しかったか?」 必ずあたしを気遣ってくれる和人。 そんなとこにまたあたしは惹かれていく。 「和人……」 「ん?」 休み時間も終わりそうだからあたしの手をひいて教室に送ってくれる和人。 「なんか…エロい」