愛され彼女




隣に位置を確保して学校までの短い道のりを歩いた。


道行く生徒諸君がひそひそ話してるのが聞こえる。


「あれ?一条さんって向井君と付き合ってるんだよね」

「じゃあの隣にいるのは?」

「あれ1年の芦屋じゃん」


なんか……ちょっと優越感!


……?ほんのちょっとね……!?


「お!律と碧じゃん!」


聞き慣れた声がして2人で振り向くと和人さんが不思議な顔して立っていた。


「和人!!」


うわあ一条 律…めっちゃ笑顔……。


多分和人さんは俺らが2人でいることが気になっているんだろう。


それを察したのか一条 律が


「あっそこで会っただけ」


俺の名前も呼ばないで