「ミナキくん、ちょっと屋上に来てくれない?」


……また今日も、か。


「ん、いーよ」


俺は飲みかけのウーロン茶にキャンプをして、席を立った。


黙って女の後ろについていく。


そして長い息を吐いた。


また今日も、俺の昼休みはなくなる。