「カズ君、それってやっぱり…」
「あぁ、なぁ正輝、あいつの背中に傷とかないか?」
「何でわかるの!?元々兄ちゃんは記憶を戻す為ってよりは背中の傷の治療に来てたんだ!凄いひどかったらしいよ」
「それじゃ…」
「ああ、おそらく、いや、間違いない。あいつは記憶を失ったテルだ」
「そんな、やっと逢えたのに、こんなのひど過ぎるよ、私のことまで忘れちゃったなんて…」
美里は溢れそうになる涙を懸命に堪えた。
「美里ちゃん、とりあえず今日は一度帰ろう、後の事はそれから考えよう」
「…うん、正輝君またね」
「バイバイ」
「あぁ、なぁ正輝、あいつの背中に傷とかないか?」
「何でわかるの!?元々兄ちゃんは記憶を戻す為ってよりは背中の傷の治療に来てたんだ!凄いひどかったらしいよ」
「それじゃ…」
「ああ、おそらく、いや、間違いない。あいつは記憶を失ったテルだ」
「そんな、やっと逢えたのに、こんなのひど過ぎるよ、私のことまで忘れちゃったなんて…」
美里は溢れそうになる涙を懸命に堪えた。
「美里ちゃん、とりあえず今日は一度帰ろう、後の事はそれから考えよう」
「…うん、正輝君またね」
「バイバイ」