嫌がらせに用心していたが幸い大きな事は無かった。


陰口や手紙なんかはあったケド…。


そして決戦の時を迎えた。


「さぁさぁ!やって来ました。


今日この時が!!


水の用意はOKかい??


この大日本を支える君達でも辛子の量はハンパ無いゼ!!」


ロシアンル~レットはトーナメント戦になっている。


私はBブロック、美智はAブロックらしい。


龍の悪趣味なトレーに金箔の乗ったホカホカの肉まんが…。


それを円の様に取り囲み一斉に肉まんを手に取りパクッ。


3ブロックに分かれていると言っても15分の1の確立。


何とも大胆なゲームだ。


辛子まんは具の片隅は一切なく辛子が100gぎっしり入っているらしい。


「さぁBブロック言っちゃいましょうか?」


ノリノリになっている司会者がCブロックからやって来た。