「そこであなたに勝負を申し込みますわ。


どちらが良い女か決着をつけましょう。


勝負は学内コンクールに致しましょう。


聞けばあなた庶民のお育ちなんですってね。


私が勝ちましたら旬榎サマと一切関わらないで下さい!


逃げたとしても近づかないで!


良いお返事期待していますわ」


そう言って美智は走っていってしまった。


ほのかはベンチに腰を下ろした。


私、大ピンチじゃん。


旬くん婚約者いたんだ。


勝負どうしようかな。



~回想終了~


落ち込んでいると…


「ほのか!!」


凄い勢いで旬榎が駆け寄って来た。