そんな時、リア・プリンス達が現れた。


「姫行こうか」


「今日は」「思いっきり」「楽しんで」


「…楽しめ」


4人はとてつも無くカッコ良い。


すると、麗も現れて手をほのかに差し伸べた。


麗はイケメンに全く興味の無いほのかでさえドキドキする程の大変身だった。


「姫、今宵はアナタの為に…。


行きましょう」


あの俺様の麗が全くの変わりっぷり。


これにはほのかも従うしか無かった。


喧嘩の事など忘れてほのかはパーティーを楽しんだ。


一息ついて腰掛けると隣に麗が座った。


「悪かったな」


「私も言いすぎたかも。


心配してたんでしょ?


ごめん…」


こうして2人の初めての大喧嘩は幕を閉じた。