でも名門桜凛学院に行く事が決まってしまった。


だけど、顔に出さない様に努力した。


残された時間を楽しもうと思った。


そしてほのかから離れる日がやって来た。


ほのかに何も告げずに離れるのは心が痛かった。


明日も俺の家の庭で待ってると思うと苦しかった。


俺はでも変わらないといけないと思った。


生徒達を縛る事で満足していたのかもしれない。


今年の春…。


あの麗を超えた奴が出たって聞いた。


そいつの名前がほのかだと聞いた。


焦った。


心が揺らいだ。


でも本当にあのほのかだとしたらどうすれば良いのか想像が付かなかった。