「実はねぇ僕等のメンバーになる人は何故か何処かに逃亡してしまうんだ。
レベルが合わないのかなぁ
それで、理事長に相談したら・・・歴代の特待生試験の点数を超えた人がいるって聞いたんだ。
最初は全然、興味は無かったんだけどね・・・。
その子が全国トップの麗の成績を超えたって言うからさぁ。
皆が驚いちゃってさぁ。
無理もないよね、今まで僕等に勝てた人何かいなかったし・・・。
しかも、完璧な麗を抜いちゃったんし。
それで、皆が興味を持って小日向ほのかを調べてみるかって事になったんだ。
麗を超える人間ってどんな奴なんだって気になってね」
ニコニコしながらあ然としていたほのかに佐希が説明してくれた。
「お前は俺を超えたんだ!そんなお前を調べたらあんな生活送ってんだから・・・ありえねぇだろ?
お前、面白過ぎだろ?
こんな、変な奴に超された何てありえねぇだろ?
これから、覚悟しとけよ!
ほのかぁ」
怪しく笑う麗。
「あの~メンバーを替える事って・・・」
一か八かほのかは聞いてみる。
「出来ないよぉ」「自分から断れば」「退学だから!」
またまた息ピッタリな羽守希と水輝。
「ウソォォォォ」
「さぁどうする?逃げ場は無いぜ」
5人は不敵な笑みを浮かべている・・・。