二人はゆっくりと歩き出した。
「あれ?佐和ちゃんも1-A何だぁ同じクラスだねぇ」
佐和が手に持っていた、紙にハッキリと『1-A』と書かれていた。
嬉しそうに言う私とは裏腹に佐和はうかない顔をしている。
「でも、結局バラバラになってしまいますわ・・・意味の無いクラスですわ」
ほのかには佐和の言っている意味が全く分からなかった。
「どうして?」
「ほのかさんは何も知らないのですか?」
佐和はビックリした様に聞いてきた。
校則など調べていない私にとっては全く意味不明な話だった。
私が不思議そうな顔をしていると佐和が教えてくれるかの様に口を開くと・・・。
「1年生は入場隊形に並んで下さい」
少し先のザワザワしている廊下から先生の声がした。
歩いている内に1年のクラスまで着いたのだろう。
「ほのかさんごめんね。
号令だから急ぎましょう。
きっと式で説明があると思いますわ」
と言って、ほのかが一番聞きたかった事は聞けずに佐和は走って行く。
そして、講堂への入場も終わり、『入学にあたっての説明とマナー』と言う説明会が始まった。
「あれ?佐和ちゃんも1-A何だぁ同じクラスだねぇ」
佐和が手に持っていた、紙にハッキリと『1-A』と書かれていた。
嬉しそうに言う私とは裏腹に佐和はうかない顔をしている。
「でも、結局バラバラになってしまいますわ・・・意味の無いクラスですわ」
ほのかには佐和の言っている意味が全く分からなかった。
「どうして?」
「ほのかさんは何も知らないのですか?」
佐和はビックリした様に聞いてきた。
校則など調べていない私にとっては全く意味不明な話だった。
私が不思議そうな顔をしていると佐和が教えてくれるかの様に口を開くと・・・。
「1年生は入場隊形に並んで下さい」
少し先のザワザワしている廊下から先生の声がした。
歩いている内に1年のクラスまで着いたのだろう。
「ほのかさんごめんね。
号令だから急ぎましょう。
きっと式で説明があると思いますわ」
と言って、ほのかが一番聞きたかった事は聞けずに佐和は走って行く。
そして、講堂への入場も終わり、『入学にあたっての説明とマナー』と言う説明会が始まった。