「もう黙ってはいられませんわ!!」


甲高い女の声が暗闇の会議室に響き渡る。


「そうね…」


「彼女が現れてから可笑しいもの」


一際、大人っぽい女の声。


「お姉さま方…。


もう彼女には我慢なりません。


一人だけ良い思い何て許されませんわ」


この声は…。

宝城 彩芽…。


「そうですわね。


そろそろ彼女に思い知らせる時ですわね。


良いでしょう。


あの作戦を許可します」


中心に座っていた女が立ち上がった。


「プリンセスありがたき幸せ」


言葉を聞くなり暗闇にいる50人ほどの女は彼女に跪いた。




一体、これは何の会議??


ほのか最大の女の戦いが幕を開ける。


ほのか、大丈夫??