「え?」


「ほのかも分かっていたんだろ?


昔と違う事を…。


ほのかの辛い顔は見たく無い。


逢うのも電話も全部やめにしよう」


「な、何で?


そんないきなり…。


そっか…私が嫌になったんだ。


ねぇ何処が嫌になった??


昨日まで一緒に笑ってたのに…。


教えてよ!!!」


気付いた時には熱いし雫が止め処なく溢れていた。


「違うんだ。


今、ほのかが泣いているのは俺のせい…。


いつも悲しみには俺がいる。


ほのかには笑って欲しいんだ」


旬榎も泣きそうな顔をしている。