君にティアラ

「膝擦りむいてるし、保健室行こうな。ちゃんと掴まってろよ」

そんな台詞と一緒に健吾が歩き出した。

休日で学校に余り人がいないとはいえ。


(恥ずかし過ぎる…!)

「け、健吾!ホントに大丈夫だから降ろし…」

恥ずかしさの余りに顔を真っ赤にさせて足を小さくバタ付かせてあたしが言うのに。