「えっ…あるの!?」 「何回もあるに決まってるわ。」 そう言ってお茶に手を伸ばす母。 私はポカンと母を見つめた。 「お父さん、今はあんなだけど昔は…そうね、瀧君みたいだったわ。」 昔を思い出したのか クスッと笑う。