目が覚めると瀧がいたんだ。

だけど嬉しいくせに可愛くない私は"何の用??"って冷たく言い放ったんだ。


でも瀧は私の目元にそっと触れると"ごめんな"って謝ったの。


私が意地はってただけなのに。

私が謝るべきなのに。


瀧と一歳しか違わないのに、瀧は大人で私はまるでまだ子供。


悔しくて


悲しくて


でも瀧がいてくれた安心感で


私は瀧の胸でまた泣いたんだ。



喧嘩の原因??

今考えるとどうしようもなく小さなコト。

そこは恥ずかしいから秘密。