私は素早く着替えを済ませ鞄を持った。


「もう帰るね。タクシーで帰るから瀧はもう寝てよ。明日瀧も仕事でしょ??じゃぁ・・・」

そう言って瀧の横を通りすぎようとした。


グッと後ろに引っ張られる感覚がして"倒れる!?"そう思って身構えた瞬間、フワッと温もりに包まれた。