帰り道、近くのファミレスで
話を聞いてもらう事にしたの。


「ふ~ん…きたわねーっ!」


…何がですか、師匠。


言い忘れてたけど、莉緒子には
同い年の彼氏が居て、わたしよりも
何百倍も恋愛経験が凄いの!


でも、わたしが恋をする事なんか
滅多にないから、正直、この相談が
初めてになる…かも。


「だって、秋山先輩とは
違う気持ちなんでしょう?」


「…うん…。」