小さな恋  …Small prince…



「どうした…の?」


きょとん、と首を傾げる。


「俺が1番につけたかったな…
って思いましてね?」


苦笑して、見つめる先には、

さっきつけられたと思われる


首筋にある、いくつかの跡。


ばっ、と咄嗟に隠すものの…


「お前が好き好んで
やった訳じゃねぇんだろ?」


優しい笑顔で、

そっと首筋にキスを落とす。