「秋山先輩、俺も 図書委員なんすけど…?」 わざと、話を邪魔した。 横を見ると、頬を膨らませて 拗ねる咲妃。 …すると、いきなり額に触れて こようとするあいつの、手。 俺は思わず、避けてしまった …っていうか。 反射的に…っていうか。 「うるせー…触るな、ぼけ。」 本当、俺の嫉妬ってひでぇ(笑) 図書整理だかなんやらだから、 手伝ってほしいとか。