「春谷、可愛いーっ♪」


未だに少し照れていると、


頭を撫でてくる。


こういうの、お前が思ってる
よりか、慣れてねぇんだよ!


「触るな、馬鹿。」


まだまだ餓鬼な俺は、
こんな反応しか出来なくて。


けど、やっぱり俺の
気持ちは半端なくて。


さっきより、何倍も
何十倍も―…


こいつを守りたいって
思ったんだ。