「いや、すいません。いやですよね?今日会ったばかりなのに…」
渚が一生懸命謝っていると彩が
「いいえ!!凄くうれしいんです!!そう言ってくださって(笑)」
とうれしそうに言葉にする。
渚もその言葉を聞き、嬉しくなっている。
「でも…お店、忙しくないですか?」
彩は迷惑をかけるのではないのかと心配をしている。
「全然っ。むしろ暇だから(笑)」
「良かったぁ。」
久しぶりだった。
俺がこうやって自然と笑顔になれたの。
達也にしか笑えなかったのに…
不思議と笑顔になれる。
なんでだろう…
でも分かってることが一つ…
彩ちゃんには自分には無い、何かを持っていて、
でも似ている悲しみを背負っているかめ知れないってこと…


