それから私は毎時間当てられた。 さすがに私でも疲れる。 「ではここまで。皆さんごきげんよう。」 「「ごきげんよう」」 先生の声と共に皆が教室からぞくぞくと出ていく。 やっと終わった。 私は陽気に鼻歌を歌いながら教室を出た。 この後に待ち受けてることに気付きもしないで。