いつの間にか、曲が終わってしまい、最後に礼をした。 しばらくすると パチパチパチ パチパチパチパチ 会場中から拍手が起こった。 「では、続きまして……」 私達は飲み物を取りにドリンクコーナーに行った。 「はぁ〜良かった。」 「そうだな。」 なんでだろう。 好きって分かると必要以上に意識しちゃう。 「百合亜。」 呼ばれて振り返るとそこには美吏那がいた。 「ホントに綺麗だったよ!」 「ありがとう。」 私は今の気持ちを美吏那に打ち明けようと思った。