家に着いて中に入ると何だか家中が騒がしかった。
「今日は何かあったかしら?」
「お嬢様のパーティーのドレス選びの日でございます。」
中原に言われて気付いた。そういえば昨日の夜お母様が言ってた気がする。
私達が玄関ホールで立っていると私に気付いたメイドの1人がこちらにやってきた。
「お嬢様、おかえりなさいませ。奥様がお待ちです。」
それだけ言うと一礼してまた何処かに行ってしまった。
「取り敢えずお母様のところへ行きますか。」
私と中原は母のいる部屋へ向かって歩き始めた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…