それから私は必要以上琢磨くんも他、優斗たちとも関わりをもたなくなった。
別に嫌いになったとかじゃない。
ただ、どうしていいか分からないだけ。
そんなこんなしてるうちに遂に終業式の日を向かえてしまった。
私は重苦しい体をベットから起こした。
「はぁー。」
最近ため息がたたない。
「おはようございます。百合亜様、モーニングティーをお持ち致しました。」
いつものように中原は朝の紅茶をベットに持ってきた。
終業式といっても生活はなんら変わりない。
変わったことがあるとしたら私の心が沈んでいることぐらい。


