「百合亜は寝てたから知らないけど、あなたが寝てる間ほとんど付き添ってたんだよ。」 「しかも、ずっと手を握って。」 そうだったんだ。 優斗が…。 「でも、僕たちがお見舞いにくると握ってた手離すんだ。」 「だから、私が手ぐらい握ってあげたらって言ったらそんなの恥ずかしいって言ったのよ。」 「ふふ、優斗らしい。」 「ほんとよね?」 皆でクスクス笑った。 「もしかしてって思ってそっとドアから中覗いたら城東くんが百合亜ちゃんの手を握ってたってわけ。」 ニコッと琢磨くんは笑った。