「美吏那ちゃん。どうかしたの?」 捜し回ってる彼女に琢磨は声をかけた。 「琢磨さん。それが……。」 言いかけた時、これを言っていいのか美吏那は悩んだ。 「何かあったなら、僕にも手伝わさせてほしい。」 いつになく真剣な琢磨に美吏那は話すことにした。 「実は、百合亜がいないの……。」 美吏那の言葉に琢磨は目を見開いた。 「なんだって!?僕も捜すよ。」 「ありがとう。お願いしますね?」 それだけ言って美吏那は走り出した。