「まあ!怖いッ。邪魔者は消えますよ。またね、優斗さん。」 「はい、また。」 おば様もまた人ごみに消えていった。 「じゃ、じゃあ私もまた後でね?」 茉莉香が逃げようとしたところを優斗は茉莉香の腕を掴んだ。 「お前、百合のことなんか知ってんだろ?」 優斗の言葉に茉莉香の肩がビクンっと上がった。 「だ、だから何も知らないって言ったじゃない!!」 茉莉香は優斗に訴えかけた。 本当なのか…? 優斗は目に涙を浮かべる彼女を見た。もし、知ってても彼女は口を割らないだろう。