会場から出て、かなり経つのに一向にたどり着く感じがない。 「ま、茉莉香さん。どこに向かってるの?」 「あと少しよ。」 それだけ言うと茉莉香さんはまた前を向いて歩き出してしまった。 私は不安に思いながらも少し後ろから付いていった。 それから数分、ある扉の前で彼女は止まった。