声が聞こえてきた方へ顔をむけた。 「なんで……貴方がいるのよ!!」 顔をあわせるなりいきなり怒鳴られた。 「どうしてって私はドレスを探しにきたのよ。」 怒鳴ってきたのでそれに負けじと強めの口調で答えた。 「そ、そう。ならいいわ。」 少し動揺した口調の彼女。それをおかしく思い茉莉花さんを凝視した。 彼女はそれに耐えられなくなったのか私からすっと目を逸らした。