そうなことを考えていると美吏那が突然叫んだ。 



「そうだ!今日、一緒に買いに行こう?」



美吏那は私の肩をガシッと掴んできた。 



「おっと!!……」



美吏那が飛び付いてきた拍子に椅子がぐらついた。



「もう!!危ないじゃない。」



「ごめーん。そこまでするつもりじゃなかったんだけど……。」



美吏那はおどおどしながら答えた。