「それなら案内しましょうか?」 「それはありがたい。お願いできますか?」 「はい。」 私は買い物を一時中断して男の人と共に光の丘を目指した。 「光の丘には何の為に?」 「大切な人に気持ちを伝えるためです。」 そう答えた男の人の声をどこかで聞いたような気がしたがわからなかった。 光の丘に着くと私は元来たみちを戻ろうとした。