「ちょっとよろしくかしら。私が二階堂百合亜ですわ。」 足が震えるのがわかった。でもなるべく冷静に見えるようにした。 実を言うと凄く怖い。 でも私がやるしかない。 「やべー!めっちゃ美人じゃん。俺らと一緒に遊ばねぇ?」 「なっ?そうしようぜ。」 男は私の腕を引っ張った。 「二階堂様!」 「百合亜様!」 皆の焦る声が聞こえる。 ヤバイ!どうしよう。 その時……。