Princessの掟





顔を上げるといつのまにか優斗が立っていた。 



「お前がつまらすなんて珍しいな。」



優斗はそういうと、肩を揺らして笑った。 



ううー 



私は恥ずかしくて、水を一気飲みした。 



そのおかげか、火照った頬が少し治まった。 



優斗はというと私の前でただ、パスタを食べている。 



何の用だったんだろう。



やっぱり会いたいってことかな? 



でも……