優斗は咄嗟に隠したけど、ディスプレイに茉莉香と書いてあったことに。 優斗の方を見ると、何か説得しているみたいだった。 私はただその光景を見ていた。 だけど、やっぱりキツイなぁ。 わかっていたことなのに。 涙が出そうになって、口に入りきれないぐらいドリアを詰め込んだ。 「……ゴホッゴホ。」 詰め込みすぎてむせていると、頭の上から声が聞こえた。