イケメンJKと俺。

「お前なぁ…。そんなこと言っててもし危ない奴だったりしたら、どうするんだよ。それでも警察行かないなんて暢気なこと言わないだろうな…」

ため息交じりに伝えると困ったような表情をしていた。




「上原先生は教師だから…大丈夫かなって」

「…まったく…」


またため息が出る。
それを見た神谷も反省したようだ。



「じゃぁ…ストーカーしてるのは自分のスッピンだって言ってみたらどうだ?
ゲイならやめるだろ。男がいいんだから…」


ふふっと微笑しながら神谷を見る。



「それもそうですね。…でも…ちょっと怖いなぁ」

「そうか。じゃあ…」



少し考える。

俺がついていたら上原先生仕事しづらくなるだろうし…

生徒を誰かつかせても可哀想だし…



どうせなら、知らない人の方がいいだろうな…