イケメンJKと俺。

一緒に笑えるだけでこんなに幸せな気持ちになれるなんてな…。



「勉強、する?」

「したいか?」



「先生は?」

「神谷は?」

質問を質問で返して結局答えが出ない。



「じゃ、せーので言うか?」

「はい」
コクンと頷く、それだけで可愛い。



「せーの…」


「「したくない」」
綺麗にハモった。





「よし、今日は…何する?」
勉強しないなら…神谷帰っちまうじゃん。
あいつら帰らせた意味ないじゃないか。



「んー…」

帰るって言ったらどうしよう。
まだ全然話せてないのに…。
必死で帰さない方法を考えた。