イケメンJKと俺。

全く反対だな。
考えていて自分でも笑えてきた。


羨ましいよ、藤丸先生が…。


はぁ…これでも高校の時はモテたんだけどな。





…ん?


そういえば、高校の時は自分を偽ってなかった。



ってことは、猫かぶらなければいいのか?




そうしよう。
諦めるんじゃなくて、支えながら…アピールしたら…。



一気に俺の考えは真逆になった。
さっきまでの控えめな俺はいずこへ。





ま、もともと控えめな性格じゃないんだから仕方がない。
まずは外見からでも変えてみるか。


野暮ったい髪をまず切ろう。