篠原先生本人はもちろん、他の先生にも遠回しに聞きまくった。



――でも、何も追加される情報はなかった・・・――


――塾から帰宅後の結那の部屋

「あぁ゙~っ!!なんでなんもわかんないのー!?せめて、年齢くらいは知りたいよ~!!」


――ガチャッ


「結那姉!うっせぇよ!近所迷惑なんだよ!」

「何よ!お姉様がこ~んなに悩んでるってゅうのにあんたは、どうしたのの一言もないわけッ!?」

「16のババアがうっせぇよ!」
「はぁぁっ!?14の中2のくせして生意気いってんじゃないわよ!」


――バタンッ


「結那っ!由希也っ!いい加減にしなさい!何時だと思ってるの!?」


「「・・・すみませんでした。」」