「捺未、ちょっと来て」 海に手をひっぱられつつ、ついていく 「海?どこいくの?」 「…」 そのまま何も言わずに、ついたのは、屋上だった 「海?」 「捺未…」 「なに?」 「お前…本当か?」 「何が…?」 「俺の誕生日…忘れてたのって」 あっ… 柚め… 「ゴメン…」 「…」 「海?」