―「…おそよう。えらい大層なイビキやったわ」 23日の朝。目を覚ますと、妻が、「呆れた」とでも言いたげな顔で俺を見下ろしていた。 「…何時?」 「9時30分」 隣に置いてある目覚まし時計でも時刻を確認したが、同じだった。