わざと交わした早春の約束
叶うことがないのに虚しくて
「春になったら…」またひとつ
わざと君に足跡を残していく
一緒に春を迎えないことは
言わないだけで分かってる
私も,もちろん君も
だけど交わしておきたいの
今だけは,あと少しだけは
ここに君との時間が流れてるって
私に言い聞かせるために
いずれ訪れる別れの日にむけて
私に自覚させるために

今日もまたひとつ
「ね,春になったら…」