時刻は5時をまわったところ。 軽くお酒がまわり、ぼんやりした頭と少し熱を帯びた身体は 朝もやの新鮮な空気とはあまりにも不釣り合いで。 掠める風は冷たかった。 10月下旬のある日のこの出来事が、この後の私を大きく動かしていくなんて 考えもしていなかったんだ