先生のメイドさま


 「え……なにがですか?」
 「お前とのこと内緒にしてるのが」

とため息をつきながら言う彼の息があたしの耳にかかる

 (ひゃっぁぁ!)

あたしは彼の息を感じながら

 「…だってあたしは生徒であなたは先生ですからね」
 「……それだけ?」
 「えっ?」